何年かぶりにようやく京都の鞍馬へいってきました。
はじめて鞍馬を訪れたのは2012年の秋。山頂にある本殿から見える山々の景色にすっかり魅せられて以来、毎年のように訪れていました。
この日は晴天で気温は20度前後。鞍馬へのおでかけにはぴったりの日でした。
山なので少し寒いかもと思いましたが、コットンのカーディガンを羽織る程度にしておいてちょうどよかったです。山歩きも兼ねているし、それに鞍馬には階段で上がっていく場所が多く、帰りは反対に傾斜地を下るように降りていくので、ちょっとした運動になり小汗もでてきます。
4月の半ばだったので、観光客は思ったほどいませんでした。叡山電鉄のなかも途中までは大学生でいっぱいでしたが、彼等が下車すると車内は一気にガラガラに。海外の観光客とリタイアしたと思われる日本人観光客だけとなりました。
叡山電鉄の始発「出町柳」から終点の「鞍馬」まで31分。乗り換えなし。片道470円。
天狗の位置、以前は山側にありました。
こちらのほうが駅と電車すべて三位一体で撮影できますね。
源氏物語、枕草子にも描かれ、牛若丸ゆかりの地もある鞍馬寺はおよそ1200年前も続いている鞍馬寺。
石畳の階段と緑のもみじが絵になっています。
運行方向の最前席に座ると写真がきれいに撮れます。
六角の金剛床の上にたち天からのパワーをいっぱい受け止めて。
おにぎりは木の芽を選択、デザートは白玉だんご。
鞍馬寺すぐそばのお店で買いました。2個で300円。
たっぷりクリームがはいっていて濃厚な味ですごくおいしい。
出町柳から京都御苑内へ移動、疲れたので甘いものをいただきました。
今回は本堂までで奥の方まではいかず午後1時半ごろに電車で帰路につきました。途中、ちょっと疲れたのか電車内でうとうととしてしまい・・小春日和の太陽がなんとも心地よかったです。
帰るとすぐに緑茶をいれて買ってきたばかりの牛若餅と蓬餅をいただきました。食べ応えのある懐かしさを感じるお餅でした。
お天気に恵まれた今回の鞍馬への日帰り旅。何年かぶりだっただけに感慨深いものがありました。
「月のように美しく、太陽のように暖かく、大地のように力強く、すべては尊天にてまします」